SEO
土肥大夢 0
「アナリティクスを見ていて直帰率がどれくらいなのかは把握できるけど、他のWebサイトの直帰率の平均ってどれくらいなんだろう…」
直帰率は、サイトのジャンルで平均が異なります。
ECサイト | 40%前後 |
コーポレートサイト(企業サイト) | 50%台 |
ブログサイトやメディアサイト | 80%〜90% |
ランディングページ | 80%〜90% |
今、あなたが運営するWebサイトはどれくらいの直帰率が表示されていますか?
直帰率を改善することで、アクセスしたユーザーがWebサイトのファンになりやすくなります。ユーザービリティが向上すれば、比例してクローラーの巡回も促すことができSEO効果も大いに期待できるのです。
そこで今回は直帰率の平均値を見ながら改善策と、直帰率改善の効果について詳しく解説していきます。
直帰率の平均は次の通りです。
ECサイト | 40%前後 |
コーポレートサイト(企業サイト) | 50%台 |
ブログサイトやメディアサイト | 80%〜90% |
ランディングページ | 80%〜90% |
もしこの平均直帰率よりも大きく上回っている方は、4つの直帰する理由を再確認してください。
単純にユーザーが直帰してしまうこの理由を考えれば、改善する方法を見つけることができます。
アクセスしてくるユーザーは必ず疑問を持っています。
この疑問を解決できる情報がアクセスしたページにない場合、そのままページを離れ直帰してしまうのは当然ですよね。
よく見られるパターンは、記事タイトルと記事内容が異なっている場合です。
これでは、ユーザーは求めている情報と違うと感じ直帰してしまうのです。
文字ばかりがズラーっと羅列されているページや、サイトが重くなかなかページが開かない。これもユーザーが嫌うWebサイトの特徴です。
見づらい、使いづらいWebサイトは直帰率が平均を上回ってしまう大きな理由の1つになります。
アクセスしたWebサイトの中に次ページへユーザーを移動させる導線を用意していますか?導線がないとユーザーはそのまま直帰してしまう確率が大きく上がります。
導線を設置していても、自然な流れで導線を準備しなければユーザーが次ページへと移動することはほとんどありません。次ページや別ページへの導線は直帰率を左右する大きな要因の1つです。
「アクセスしたページに求める情報があり、満足してそのままページから離れた。」
これもアクセスしたページから離脱しているので直帰としてカウントされます。これはもちろん改善する必要がない直帰理由なので気にしなくて良いです。
こういったユーザーもいるので、直帰率が0%になることは絶対にありません。先ほどお伝えしている平均の前半を目指せばOKです!
1章ではユーザーの直帰してしまう4つの理由をお伝えしました。
次はその直帰してしまうユーザーを減らして直帰率を改善する策を3つお伝えします。
特に直帰率が平均を上回っているWebサイトは今すぐ試すべきです。
まずは、見やすいサイトデザイン、使いやすいサイトデザインにWebサイトを変えていきましょう。
①Webサイトの構造
→WebサイトTOPページから見て、2クリックから3クリック以内で全体にアクセスできる構造を作りましょう。
Webサイトの構造については下記記事で詳しく解説しています↓
②文字ばかりでページを作らない
→適度に画像や見出しタグ(h2やh3など)を使って見やすいページを作りましょう。この時画像を大量に使ってしまうとサイトが重くなり、使いづらいWebサイトになってしまいます。適度に上手に使いましょう。
アクセスしてくるユーザーのニーズを的確に捉え、コンテンツ作りをしましょう。
Webサイトの1ページ1ページで、どういうユーザーがアクセスしてくるのかを細かく絞って作る必要があります。こうすることでアクセスユーザーのニーズを捉えることができ、すぐに直帰してしまうユーザーを激減させることが可能です。
ターゲットを絞ったコンテンツ作りはSEOの基本でもあります。
次ページへとユーザーを移動させるには、上手な導線作りが大事なポイントです。
ここで活躍するのが内部リンクになります。関連記事を内部リンクで飛ばすことでユーザーを次のページへと巡回させることができるのです。
関連記事:内部リンクを最適化する2つのメリットと押さえておくべき5つのポイント
★僕が内部リンクの効果をさらに引き出すために使うテクニックがあります。
この2つのテクニックを使うだけで内部リンクのクリック率が大きく変わります。ぜひ内部リンクを使う時に試してみてください。
アクセスユーザーを直帰させないことも大事ですが、ユーザーの滞在時間もとても大事です。
ブログ記事で約3分が目指す滞在時間の目安と覚えておきましょう。
ユーザーの滞在時間が長くなれば、直帰率を改善することへも繋がります。何より、Webサイト本来の目的コンバージョンへとも繋がる可能性が大きく上がるのです。
滞在時間を長くするコツとしては、単純に興味を引くコンテンツを作ることが重要です。
ユーザーが欲しかった情報に加え、ユーザーがさらに満足できるお得情報のような+αを必ずコンテンツへ含ませましょう。
ユーザーが欲しかった情報だけを書いているコンテンツは、競合サイトに負けてしまいます。+αの情報はSEOの観点でも大事になるポイントなのです。
自然とコンテンツ内の文字数も3,000文字を超え厚くなるコンテンツが完成します。
関連記事:SEO対策で文字数の目安は3000字以上!意識すべき5つのポイント
直帰率の平均を知りたがっている方の中には、0%〜10%のように極端に低い直帰率がアナリティクスで表示されている方がいるはずです。
明らかに直帰率がおかしいから「直帰率 平均」で検索をしたといったところでしょう。
ズバリ、0%〜10%ぐらいの直帰率はGoogleアナリティクスの設定でミスをしています。
この原因で多いのはGoogleアナリティクスから発行されたトラッキングコードを2つ以上の箇所で設定していることです。
Googleアナリティクスのトラッキングコードはこの3つのうちどれか1つで設定すればOK。おそらくこの3つの内2つ以上でトラッキングコードを入力しているので、直帰率が正しく表示されていないのでしょう。
直帰率が0%〜10%で表示されている9割の方はこれが原因です。
トラッキングコードが重複していないか確認して1つだけ残しましょう。
①All in One SEO Packを確認
②初期設定部分にも設定されていたので削除
③HTML<head>タグには設定されていない
④今回はAll in One SEO Packだけ残しました
★トラッキンコードを1つだけにしてから、1日から2日で直帰率が戻りはじめました。
「Googleアナリティクスのトラッキングコードを1つにして、直帰率が戻ったけどページビュー数が半分くらい減ってる…」
そんなんです。トラッキングコードが正しく設定されたことで、ページビュー数のカウントも正確なものになります。
つまり、トラッキングコードを正しく設定してからのページビュー数が正確なものです。トラッキングコードが重複していた時は、カウントが2倍になっていたということなります。
ちょっとショックですが、受け入れて良いコンテンツを続けて更新し続けていきましょう。
直帰率の平均は4つのサイトジャンルで異なりますが、共通点は改善し続ける必要があることです。
ユーザービリティの向上が直帰率を下げる大きなポイントでした。
Webサイトに訪れるターゲットを細かく絞り、訪れたユーザーのニーズを確実に捉え最高の状態にしてあげることを意識してコンテンツやWebページを作っていきましょう。
滞在時間を伸ばすことも直帰率を下げる方法であり、コンバージョン数をあげるポイントです。
会社案内・解説資料はこちら!
資料をダウンロードする ▷