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SEOにおける3つのカニバリ対策方法と5つの解消方法を徹底解説

モンエナ(355ml) 0

目次

SEOに携わるなら必ず通らなければならない道であるカニバリ対策。

カニバリとは「カニバリゼーション」の略語で自社サイトのコンテンツ同士が競合し合う状態のことを指します。

カニバリはサイト内のコンテンツ数に比例して類似キーワードや重複コンテンツが増加することによって引き起こされます。

これにより、SEO評価が低下したり、ユーザーへの混乱を招くきっかけになります。

例えば、同一キーワードで自サイトの記事が2つ表示された場合は順位の低いページのCVの機会損失に繋がるでしょう。

そこで、本記事ではSEOにおける3つのカニバリ対策を紹介すると共に、解消方法についても徹底解説します。

是非、最後までお読みください。

1:SEOにおける3つのカニバリ対策

では、カニバリはどのように特定・対策していけば良いのでしょうか。

  • Google
  • Googleサーチコンソール
  • Ahrefs

自社サイト内でカニバリが発生していないか、以下3つのツールを活用して事前に対策していきましょう。

1-1:『site:』で探す

Googleにて『site:』検索を行うことでカニバリを簡単に対策することができます。

site:+『調査したいドメイン』+『カニバリを確認したいキーワード』

『site:』で探す

上記を検索することで、該当ドメインにて指定したキーワードでテキスト検索ができます。

キーワードでテキスト検索

新規コンテンツを作成する前に被りそうなキーワードがないかこの方法で対策することができます。

しかしながら、この調査はかなり簡易的なものであり、表示されるページは必ずしもカニバリが発生しているという訳ではありません。

この調査でカニバリの疑いが濃くなった場合は、Googleサーチコンソールを活用し、より高密度な調査を行いましょう。

1-2:Googleサーチコンソールで探す

『site:』検索でカニバリの疑いが濃くなったものに対してはGoogleサーチコンソールを活用して特定しましょう。

以下手順で確認できます。

手順①:『検索結果』の『+新規』から『検索キーワード』を選択

『検索結果』の『+新規』から『検索キーワード』を選択

手順②:調査したいキーワードを入力

調査したいキーワードを入力

手順③:『ページ』を選択

『ページ』を選択

これで、指定したキーワードで検索した時に実際に表示されるページが全て確認できます。

ここで『表示回数』が近いページがあればカニバリを引き起こしている可能性が非常に高いです。

1-3:Ahrefsを使う

有料SEOツールの『Ahrefs』でも簡単にカニバリの対策を行うことができます。

手順は以下の通り

手順①:『Site Explorer』に調査ドメインを入力し、『オーガニックキーワード』を指定する

オーガニックキーワード

手順②:順位履歴を確認する

confirmation-ranking

ここでグラフ上にURLが複数表示される場合、カニバリが発生している可能性があります。

2:カニバリ発見時の4つの解消方法

カニバリを発見したら、以下4つの方法で解消していきましょう。

  • SEOチューニング
  • noindexまたはcanonicalタグ設置
  • ページの301リダイレクト
  • ページ削除

カニバリを解決する場合、「該当の記事残すか否か」によって施策が大きく変化していきます。

ページの状況 解消方法
ページを残したい SEO価値がある SEOチューニング
SEO価値がない noindexまたはcanonicalタグ設置
ページを残さない SEO価値がある ページの301リダイレクト
SEO価値がない ページの削除

上記の表を参考に、どのような方法を取るべきか状況別に解説していきます。

2-1:SEOチューニング

カニバリが発生している記事を両方とも残したまま、SEO評価を獲得したい場合にはコンテンツの内容を見直しましょう。

これをSEOチューニングといい、解決できる可能性は低いものの以下の施策がそれに該当します。

  • タイトルの変更
  • メタディスクリプションの変更
  • Hタグの変更

カニバリが発生している場合、上記項目に重複するキーワードが使用されていることが大半です。

異なるKWを設定したり、重複しているコンテンツ内容を削除したりする方法でカニバリを回避しましょう。

2-2:noindexまたはcanonicalタグ設置

カニバリが発生している記事を残す場合、該当のページを検索結果に表示させるか否かで方法が変わってきます。

ページAからページBにSEO評価を引き渡しつつも検索結果には記事Bが閲覧できる状態にするならcanonicalタグの設置。

ページAを検索結果には表示させず、SEO評価がなくなるもののアクセスはできる状態にするならnoindexです。

canonicalタグの設置は、SEO評価を引き渡すページのhtmlのhead内に以下を追記します。

<link rel=”canonical” href=”残すページのURL”>

noindexは検索結果に表示しないページのhtmlのhead内に以下を追記します。

<meta name=”robots” content=”noindex” />

2-4:301リダイレクトの設定

ページにSEO価値がある場合は301リダイレクトの処理を行うことでページを統合し、page rankを引き継ぐことができます。

『.htaccess』を設定することで301リダイレクト処理が可能になります。

例えば、この処理をページAに行った場合、ページAに遷移する場合は自動でページBに遷移するようになります。

2-5:ページ削除

カニバリが発生している記事が不要な場合にはページを削除しましょう。

ただし、削除を検討している記事が被リンクを獲得していたり、SEOの価値があれば301リダイレクト処理に変更し、残す記事に対しては301リダイレクト処理した記事の内容を追記しておくと良いでしょう。

3:カニバリ対策を怠った場合に発生する2つのリスク

では、カニバリを対策せずに放置し続けた場合のリスクについて最後に解説します。

  • SEO評価が分散する
  • ユーザービリティの低下

上記2つのリスクについて解説していきます。

3-1:SEO評価が分散する

『カニバリが発生している=同じキーワードで同サイトのページが表示される=Googleの評価が分散している』

です。

つまり、検索エンジン側がどのページを表示させるかが正確に判断できておらず、類似コンテンツとして認識されているという解釈になります。

これにより、以下のような状況が危惧されます。

  • クリック数の分散
  • 被リンク評価の分散
  • クロールバジェットの分散

ページの状況に応じて2章で紹介した解消法にて正しく対策しましょう。

3-2:ユーザービリティの低下

カニバリによって危惧される事象の一つにユーザビリティの低下が挙げられます。

ユーザーがキーワード検索を行った際に類似コンテンツが表示されていた場合、どちらを読むべきか混乱するのは明白です。

さらに、それら2つのページの内容が絶妙に乖離していた場合はサイトの信頼性を損なうことにも繋がりかねません。

狙っているキーワードがそれぞれで異なっていたとしても、検索エンジンに検索意図が同じであると判断されればカニバリに繋がるため、要注意です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事ではSEOにおけるカニバリ対策について解説しました。

カニバリはコンテンツSEOの進行におけるコンテンツ数増加に伴い、避けることのできない事象です。

カニバリ発生箇所の探索方法から解消方法を把握し、適切に対処してWebサイトのSEOを改善しましょう。

また、SEOにおけるカニバリ対策で最も難易度が高いのは適切な解消方法を選べるか否かです。

SEO評価が高いページを誤って削除したことでドメインパワーが損なわれる、なんてことは避けたいですよね。

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