SEO
土肥大夢 1
逆SEO対策とは、特定のキーワードで検索順位を意図的に下げる対策です。
言葉の通り、特定のキーワードで検索順位を上げるSEO対策と全く逆の対策になります。
ではなぜ、検索順位を下げる対策をするのか…
「ブログや2chのような口コミサイトに個人や会社のネガティブな書き込みをされた」
このようなネガティブ要素を発信しているサイトは、出来るだけ検索順位を下げて検索ユーザーの目がつかないようにしたいと思うのは当然です。
逆SEO対策をしようと考える理由の9割がこの理由でしょう。
そこで今回はネガティブ評価をしているサイトに頭を抱えている方必見の『逆SEO対策』について詳しくお伝えしていきます。僕の意見も交えながら解説していきますので是非最後まで読んでみてください!
『逆SEO対策』は自分や会社などのイメージに対してネガティブ評価をしているサイトの検索順位を下げるものです。
そこで気になるのが逆SEO対策の仕組みと方法ではないでしょうか?
記事冒頭でお伝えしている通り、僕は逆SEO対策をおすすめしていません。
逆SEO対策の仕組みと方法を理解しておけば、僕が逆SEO対策をおすすめしない理由が少しわかってもらえるはずです。
逆SEO対策を行う方法の1つ目は、Googleからペナルティを受けるように作ったサイトを利用した方法です。
このようなGoogleがペナルティの対象としている行為を詰め込んだサイトを作り、このサイトからターゲットとなるサイトへ大量の被リンクを貼ります。
こうすることでGoogleにターゲットとなるサイトもペナルティサイトと関連づいているという認識をさせることができるのです。これで検索順位を下げたり、消したりすることができます。
完全に違法行為を使った、逆SEO対策ですね。
ただし、この方法はリンク先を辿ってペナルティサイトの運営者を突き止められる可能性があります。また、ペナルティの解除もSearch Consoleからすることができるので、あまり効果は長く続かないのも事実です。 |
2つ目の逆SEO対策の方法は、コピーサイトを使った手法です。
ターゲットとするWebサイトをコピーしたサイトを作ります。コピーサイトは重複サイトとしてGoogleが嫌う存在です。
基本的に後から公開するコピーサイトは、先に公開しているターゲットサイトに勝つことはできません。しかし、オールドドメイン(中古ドメイン)を利用し、大量の被リンクを購入し貼ることでGoogleが錯覚を起こし先に公開されていたターゲットサイトの検索順位を落とすことができるのです。可能性としては少し薄いですが、実際にこの方法で逆SEO対策を成功しているケースもあります。
著作権違反に値する行為なので、Googleに報告をされればコピーサイトが消される可能性の方が高くなります。 |
これまでの2つの逆SEO対策は違法行為を駆使したものでしたが、逆SEO対策を専門に行う会社がするホワイトな方法があります。
関連サイトを複数作って検索上位を独占させる
これがホワイトな逆SEO対策です。
簡単に言えば、複数のサイトを同じキーワードでSEO対策をするということになります。
SEO対策を得意としているバズったーからしてもこれは良い方法だとは思いますが、難しくものすごく時間がかかるのが実際のところでしょう。
検索結果は1ページに10個表示されます。独占するには最低でも10サイト作って、それぞれ違ったSEO対策をしていく必要があるのです…
1章で逆SEO対策の仕組みと方法をお伝えしました。
読んでいただいてわかった通り、逆SEO対策は違法行為を使った方法がほとんどで、ホワイトな方法でも確実性がなく難しいものだとわかったはずです。
僕が逆SEO対策をおすすめしないこの3つの理由についてそれぞれ詳しくお伝えしていきます。
1章で紹介した逆SEO対策3つのうち2つは違法行為を利用したものです。
大手逆SEO会社でも、「デジタルミレニアム著作権法の乱用をしている可能性がある」というニュースが話題となりました。
このことから逆SEO対策会社を使ったホワイトな方法でも、依頼しづらい背景があるのです。
逆SEO対策を企業に頼むと当たり前ですが、手間と費用がかかります。
さらに逆SEO対策は確実性はなく、時間がかかる作業です。こう考えれば逆SEO対策会社へ依頼するのは費用対効果はマイナスでしょう。
★ちなみに、実際に問い合わせや話を聞いた逆SEO対策会社へ依頼する費用感は次の通りです。
月額 | 3ヶ月契約 | |||
個人 | 法人 | 個人 | 法人 | |
A社 | 3万円(税込) | 5万円(税込) | – | – |
B社 | 5万円(税込) | 10万円(税込) | – | – |
C社 | – | – | 30万円(税込) | 70万円(税込) |
※料金はバズったーが調べた当時のものですので変動する可能性があります。
この表で出しているのは逆SEO対策の施工料金です。ここに初期費用が発生する会社があったり、別サイトを用意する料金が発生したりします。
逆ではなく、“SEO対策”をして検索順位上位を獲得することで、ネガティブな評価をしているサイトの信憑性を薄くすることができます。
逆SEO対策をおすすめしないことはお伝えしてきました。
そこでネガティブな情報を発信しているサイトや口コミを見つけたら、逆SEO対策をする前に次の2つの策を考えてみてください。
個人の名前や、会社の情報を細かく書いて、事実無根の情報をサイトや口コミで書かれている場合、逆SEO対策を使うまでもありません。
弁護士を使って法的削除を行うことができます。ネットでの誹謗中傷というものは匿名性が高いもので、これから先もなくなることはないでしょう。
ただし、事実でもないことをネットに書き込まれれば名誉毀損で訴えることができ、法的にその口コミや書き込みを削除することができます。
僕が逆SEO対策で思うことは、誹謗中傷ではなくサービスや商品の対してダメ出しをくらったくらいで逆SEO対策をするのはどうかと思います。
ネガティブ評価を受けたら真摯に受けとめ、サービスや商品の向上をしていくべきです。ネガティブな評価は実際の評価とも取れます。逆SEO対策を行なってネガティブな評価を下げても、サービスや商品の質が悪ければまたネガティブな評価はどこかで生まれてしまうのです。
提供するサービスや商品の質を改善することを先に考えることをおすすめします。
「弁護士が法的削除が難しいと判断したネガティブな情報がどうしても改善できない…」
ここまできたら逆SEO対策を行うことをおすすめをしない僕ですが、最終段階としてホワイト逆SEO対策を試みるのはアリだと思います。ただし、違法行為を利用した逆SEO対策は絶対にNGです!
ネガティブな情報を発信するサイトを検索ページから除外でき、関連サイトで検索上位を独占できれば当たり前ですが集客力は抜群にあがります。
関連サイトを検索上位表示させつつ、ネガティブな情報を発信するサイトを上回るのは相当時間がかかるでしょう。
また、関連サイトをいくつも作ると似たようなページが増えて、コピーサイトとしてGoogleペナルティを受ける可能性があります。こうなってしまえば、逆SEO対策は一向に進みません。
逆SEO対策は、SEO対策を行ってきた僕から言わせれば難しい対策でおすすめができないものでした。
その理由はお伝えしてきた通りです。
明らかな個人に向けた誹謗中傷や事実でない情報を発信した名誉毀損の場合↓
弁護士に相談して法的削除を依頼
提供するサービスや商品のネガティブな口コミや情報の場合↓
真摯に受け止め品質向上をさせる
この2つの策を試して、どうしようもないと感じた最終段階まできたら『逆SEO対策』を試してみましょう。
株式会社バズったーでは逆SEO対策ではなく、SEO対策でご相談に乗ることができます。
株式会社バズったーは、これまでいくつものメディアサイトを100万PV以上を達成させ集客数をバズらせた経験を活かしてSEO対策のサポートを行っております。
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