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中古ドメイン(オールドドメイン)を使えばSEO効果ってあるんでしょ?3ヶ月くらいで検索順位を上げることができるって聞いたことがある。でもリスクもあって、すぐペナルティにもなるって聞いたけど本当かな?
中古ドメインについてお悩みではないだろうか?SEO対策の玄人であるバズったーの見解をお伝えしよう。
中古ドメインは、良い中古ドメインを選定する能力と正しい使い方を知っていると新規ドメインより早い段階でSEO効果をもたらすことができる。
なぜなら、中古ドメインは”以前のドメインパワーや被リンク”を受け継ぐことができるからだ。
今回は、中古ドメインについて概要から選定基準、正しい利用方法まで詳しく解説する。
ぜひ、参考にしてほしい。
中古ドメイン(オールドドメイン)とは、過去に誰かが取得・使用していたドメインのことである。
使用していたころのサイト評価を引き継いだまま新しいサイト(ホームページ)を運用することができるのだ。
価格はバラバラで新規ドメインほどの安い金額(1,000円程度)もあれば、数百万する中古ドメインも存在する。
中古ドメインを利用するには、次のメリットとデメリットを十分理解しておこう。理解しないまま利用すると後で大きなトラブルになることがある。
中古ドメインには2つのメリットがあることを覚えておこう。
ドメインパワーと被リンクを引き継いでサイト運営できるのはSEOにおいてものすごくメリットである。
なぜなら、SEO対策は「良いコンテンツ、被リンク、ドメインパワー」が欠かせないからだ。
それに、中古ドメインなら新規ドメインと違い「エイジングフィルタがない」ためすぐにサイトがインデックスされる。
※エイジングフィルタとは、サイト公開後Googleに認識されてから一定期間(3~6ヶ月)検索結果の上位に表示されにくい現象
中古ドメインは、メリットだけでなくデメリットことを覚えておこう。
とにかく中古ドメインの最大のデメリットは、Googleからペナルティを受けている可能性or今後ペナルティを受けやすい可能性があるということだ。
最初からペナルティを受けているドメインはインデックスされないし、今後おかしなSEO対策を中古ドメインで行ったらペナルティを受けてサイトは終わる。
せっかく高いお金を払って取得した中古ドメイン代も運営する人件費やその他諸費用が無駄になる可能性があることを頭の片隅に入れておいてほしい。
中古ドメインが無駄にならないためにも次の章で「中古ドメインの選定基準」を解説する。
中古ドメインのデメリットは、選定基準を知っておくだけで大幅に回避することができる。
今回は、細かい選定基準を「アクセス中古ドメイン」さんを使って解説していこう。
まず、選定基準は以下5項目だ。
5項目を総合して金額と見合っているかも判断することができる。それでは、一つずつ詳細を解説しよう。
今回はアクセス中古ドメインで見つけた以下の中古ドメインを参考にする。
こちらの中古ドメイン屋さんは、良質なドメインが豊富にあり、対応も親切丁寧でオススメだ。
参考ページ:https://communityserver.org/list/product-21196/
中古ドメインのドメインパワーは高ければ高い程良い。何を基準にドメインパワーが高いと判断すれば良いのか?Ahrefsというツールを使うと簡単にドメインパワーがわかる。
購入したい中古ドメインのURLをAhrefsに入力してみよう。
上記の画像にある「DR」という部分がドメインパワーを表している。MAXが100のため、ドメインパワーが高いと言える基準は40以上だ。
予算もあるだろうが、出来る限りドメインパワーが40以上の中古ドメインを選ぶことをオススメする。
中古ドメインの年齢は、長ければ良い。決して長ければ長いほど良いという勘違いはしないようにしよう。
確認方法は、中古ドメイン屋さんに記載されている数字を信用すると良い。
選定するときの判断基準としては、7年以上経過している中古ドメインが適切である。
中古ドメインは被リンクの数と参照元の被リンクの数が多い方が良い。
特に、参照元の被リンク数が多いのは優良な中古ドメインである可能性が高いと判断できる。
どんな被リンクが貼られているのか?被リンク数と参照元被リンク数がわかるのもAhrefsというツールで確認することが可能だ。
選定基準としては、被リンクだけの数に囚われず、参照元被リンクの数とリンクされているサイトの質を確認しよう。
※参照元被リンクの質は、ドメインパワーで判断して良い
中古ドメインを選ぶときにあまり意識していないだろうが、ドメインの名称は重要である。
パッと見て意味がすぐにわかる中古ドメインの名称を選ぶと良い。なぜなら、わけがわからないドメインの名称はGoogleがスパムとして判断することがあるからだ。
もし、探してあるなら運営しようとしているサイトジャンルに似ているドメインだと尚良い。
中古ドメインを選定するときには、スパムスコアが0に近いものを選ぶこと。
スパムスコアは、MOZというツールで確認できる。MOZの「Spam Score」チェック部分に該当URLを入力すると以下のような画面になる。
より0に近いほうが良いが、1~4程度のスパムスコアでもそこまで気にする必要はない。
あまりに高い数値の場合は、以前にGoogleからペナルティを受けている可能性があるので購入は避けよう。
中古ドメインの選定基準はわかっていただけただろうか?ナイスでイケてる優良中古ドメインGETしたら正しい使い方をマスターしよう。
正しい利用方法さえ知っていれば、中古ドメインを使うことはブラックハットSEOではない。
以下4つのマル秘テクをお伝えする。
4つの利用方法を間違えなければ、SEO効果は絶大であり、ペナルティになる可能性はほとんどない。
それぞれの利用方法を細かく解説しよう。
中古ドメインを利用したサテライトサイトを作る上で一番やりがちなのがぺライチで作ったサテライトサイトだ。
サテライトサイトとして中古ドメインを使用する場合には、メインサイトに匹敵するほどのデザインやコンテンツを入れて作成することが重要である。
時間も労力もかかるが、絶対に作り込んだほうが効果を見込める。
何事もそうだが、サテライトサイトと言えど絶対に手を抜くべきではないことを覚えておこう。
※ぺライチとは1ページだけで作成したホームページのこと
中古ドメインをメインサイトにして運用するのはやめたほうが良い。
なぜなら、メインサイトに中古ドメインを利用して、さらにサテライトサイトを中古ドメインでリンクさせると必ずペナルティになるからだ。
メインサイトとしてどうしても利用したい場合は、中古ドメインを被リンクとしてリンクさせないようにしよう。
中古ドメインでサテライトを作成して公開した場合、インデックスをさせない方法が主流だが間違った考えだ。
必ずインデックスさせ、サーチコンソールやGoogleアナリティクスと連携させて運用しよう。
なぜなら、サテライトサイトが上位表示する可能性もあるからだ。メインサイトに匹敵するデザインとコンテンツを公開していればその可能性は高い。
サテライトサイトがもしかするとメインサイトを抜くこともある。そのため、ぬかりなく各種ツールと連携させておくと良い。
中古ドメインで作成したサテライトサイトからメインサイトへリンクを流すときに、トップページからリンクを流し込むようにしよう。
なぜなら、トップページが一番ドメインパワーが強いからだ。トップページからリンクを流し込めるデザインでサテライトサイトを作ると良い。
さらに、1つのサテライトサイトからメインサイトへリンクを流し込む数は5つくらいが妥当である。あまり多く流し込むとGoogleからペナルティを受けることがあるので気をつけよう。
中古ドメインについて徹底解説してきたが理解できただろうか?
ブラックハットSEOが無意味になった今の検索エンジンでは「中古ドメインは効果がない」と言っている記事を見るがそれは間違っている。
正しい選び方と利用方法を知って運用すれば中古ドメインも最大限SEO効果を発揮するのだ。
時間と予算に余裕がない場合のSEO対策の一つの手段として今回の記事を参考にしてほしい。
それと、新規ドメインだろうが中古ドメインだろうがやることは同じだ。ユーザーが利用しやすい、疑問や悩みを解決できるサイトにすることが大前提であることを忘れないでほしい。
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