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canonical(カノニカル)とは?SEO対策に不可欠な理由と記述方法

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重複しているであろうコンテンツをどちらか優先的に表示させる方法はないだろうか?301リダイレクトは知っているけど、契約しているサーバーが対応していなくて困っている。

正規のURLを検索エンジンに伝える方法についてお悩みではありませんか?

実は、301リダイレクトでなくても”canonical(カノニカル)”を使えば正しくURLの正規化をすることができます。

canonicalタグを正しく設置できれば、SEO対策の上級者とも言え、検索上位を獲得するための重要な施策です。

今回は、”canonical(カノニカル)”の概要から正しい使い方、設置方法まで詳しく解説します。

ぜひ、参考にしてください。

1:rel=“canonical”(カノニカル)とは

rel=“canonical”とは、重複しているコンテンツやページ内容が明らかに類似してしまうURLが複数ある場合に、検索エンジンから正しく評価されるため(ページ評価が分散されないように)正しいURLがどれなのかを検索エンジンに教えるメタタグになります。

例えば、www有りなしでコンテンツが重複している場合などに「rel=“canonical”」を使います。

本当は、重複しないコンテンツを作るのが一番ですが、ECサイトなどは似たような商品を表示させたりしなければいけないときがありますよね?そうゆう状況のときに「rel=“canonical”」を使うことで検索エンジンに正しくURLを伝えることができるのです。

※rel=“canonical”は、2009年に大手検索エンジンサイト(Google、Yahoo、MSN)がサポートした機能です。

なぜ、URLの正規化が必要なのか?これには、SEO対策では欠かせない2つの理由があります。

1-1:検索エンジンがどれをインデックス登録するか判断できない

重複しているコンテンツが複数ある場合、301リダイレクトやcanonicalを設定していないと、検索エンジンが一体どのコンテンツをクロールしたら良いのか分からなくなるのです。

検索エンジンがインデックスすべきコンテンツを間違えてしまうと、独自性のない低品質なコンテンツをみなされることもあります。

関連記事:あなたは大丈夫?重複コンテンツチェックは2つの無料ツールで簡単検証

1-2:被リンクの効果が分散されてしまい、もったいない

重複しているコンテンツが複数ある場合、外部から被リンクを獲得したのに評価が分散されることがあります。

被リンクは、SEO対策をする上で最も重要であり、せっかく色々なサイトでシェアしてもらえた実績の影響を受けずらくなってしまうのです。

関連記事:被リンクとは?SEO対策で外部リンクを4ヶ月で259%増やした魔法

2:rel=“canonical”の正しい記述方法

rel=“canonical”の正しい記述方法を解説します。

例えば、URLを正規化したいAページと重複しているBページがあった場合はBページのほうにrel=“canonical”を記述します。

カノニカル記述方法

以下がBページに記述した例です。

  1. <head>
  2. <link rel=”canonical” href=”http://example.com/aaa” />
  3. </head>

このように記述すれば、検索エンジンがBページに訪れても「正しいのはAページですよ!」とcanonicalが教えてくれます。

確実にクローラーがcanonicalを読み込めるように、<head>タグ内の上部に設置してください。

3:rel=“canonical”を使うべき4つの判断基準

SEO対策の初心者であれば、どのようなときにrel=“canonical”を使えば良いのか判断基準がわかりにくいですよね。

以下4つの状況になった場合は、迷わずrel=“canonical”を使ってください。

  • ユーザーが絶対にアクセスしなければいけないページが重複したい場合
  • ECサイトにおてサイズや色違いなどで内容が重複している場合
  • 301リダイレクトの設定ができないサーバーを使用している場合
  • パソコンサイト、スマホサイト、ガラケーサイトの関連性を伝えたい場合

特にWebサイトが大規模になると、絶対にrel=“canonical”を使わなければいけない状況になります。

まずは、重複しているコンテンツを調べることから始めてください。

関連記事:あなたは大丈夫?重複コンテンツチェックは2つの無料ツールで簡単検証

4:rel=“canonical”属性に関する5つの間違い

rel=“canonical”は、使いこなせばものすごく便利なメタタグですが、間違えてしまうと検索エンジンに正しく伝えられない上にコンテンツが表示されなくなる可能性もあります。

よくある5つの間違いをご覧ください。

  • 1ページ目を複数の2ページ目でrel=“canonical”を設置してしまった
  • 絶対URLではなく、相対URLを記述してしまった
  • rel=“canonical”を意図しない形で指定してしまった
  • カテゴリページやLPページでrel=“canonical”を指定してしまった
  • <body> タグ内に rel=”canonical”を入れてしまった

rel=“canonical”はSEO対策の上級向けです。初心者が使用する場合は、よくある間違いを確認しておきましょう。

関連記事:rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違い

まとめ

SEO対策でも上級者向けな”canonical(カノニカル)”の概要から正しい使い方、設置方法について解説しました。

長くWebサイトを運営してコンテンツを増やしたり、商品数が多くなったりすると必ず重複するコンテンツが出てきます。

その際は、必ずrel=“canonical”を使用すべき状況と正しい方法で記述してください。

正しくrel=“canonical”を記述出来れば、競合サイトと大きな差をつけられるはずです。

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