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つい目が止まるキャッチコピーの特徴5つと真似したいテクニック

土肥大夢 2

目次

キャッチコピーは、商品の名前や企業名などに問わずそのもののイメージを見たユーザーへ印象づけるための重要なものです。

CMや電車で見かける広告、新聞や雑誌などの見出しと様々な場面で目にするキャッチコピー。つい目が止まってしまうものが多くあります。特徴あるキーワードはついつい見てしまいますよね。

例えば、英語を勉強しようと本屋さんで単語帳を買うとしましょう。

この時次のどちらを手にとって中身を読もうと思うでしょうか…

  • ①英語が楽しく覚えられる単語帳
  • ②簡単入門!英語初心者がまず覚えるべき単語100選

どんなに①の単語帳の中身がわかりやすく素晴らしいものでも、多くの方が②の本を手に取り、購入まで行き着くはずです。

このようにキャッチコピーは、ユーザーを惹きつける為に最も重要なポイントといっても過言ではありません。

そこで今回は私が感じた、つい目が止まってしまうキャッチコピーの特徴を5つまとめてみました。コピーライティングで真似したいテクニックや参考キャッチコピーも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1:つい目が止まるキャッチコピーの特徴5つ

ユーザーを惹きつけるキャッチコピーの特徴はズバリ次の5つです。

  • ターゲットが明確
  • ユーザーの知りたい情報が理解できている
  • 「今スグ自分でもできそう」などの信頼感
  • 嘘くさいキャッチコピーを使っていない
  • 数字を使って具体性を出している

これらの特徴は、私がつい目が止まってしまったキャッチコピーに共通した特徴です。これからコピーライティングや宣伝広告を決めるときに意識して使ってみることをおすすめします。

1-1:見てもらいたいユーザーを明確に捉えている

キャッチコピーをつける上で最も重要なのが、ターゲットを細かく選定しユーザーを明確に捉えることです。

  • どのような人が(年齢、性別、仕事など)
  • どのような状況で

このようにできるだけ細かくターゲットを選定することで、キャッチフレーズはユーザーへ響くものとなります。

見てもらいたいユーザーを明確に捉えることができなければ、この後解説する4つの特徴は活かすことができません。

まず1番重要なのは、ユーザーを明確に捉えるということを覚えておきましょう。

1-2:ユーザーの知りたい情報を理解している

キャッチコピーは、ユーザーの知りたい情報をきちんと理解している必要があります。

なぜなら、ユーザーが知りたい情報と一番目立つキャッチコピーがずれていては、まず中身まで読む気にならないですよね。

例えば、全く内容が同じ初心者向けの仮想通貨の本が2冊あるとしましょう

①すぐに始められる!仮想通貨初心者が短期間で利益を出すための7STEP

②ICOを狙え!仮想通貨で儲かる超テクニック

仮想通貨をこれから始めたいと考えているユーザーはのキャッチフレーズの方が食いつくはずです。のキャッチフレーズは”ICO“といった初心者が知らない単語が出てきていますよね。

これではこの本が初心者向けではないと捉えてしまうのです。

書いてある中身はもちろん、キャッチコピーもしっかりとユーザーを理解していないといけないということになります。

1-3:「今スグ自分でもできそう」などの信頼感

キャッチコピーの特徴3つ目は、「今すぐにできそう」「自分でもできそう」「簡単そう」などのようにユーザーに信頼感を与えることです。

このような信頼感がキャッチコピーへ含まれていることで、「チャレンジしてみよう」「すぐにできるなら」と共感を持たせることができます。

これもまたユーザーを明確にし、ターゲットを細かく選定しているからこそできるものですね。

ここでもまた例を出してみましょう。

①たった3つをイメージするだけでおしゃれ上級者に近づくテクニック

②初心者入門!おしゃれになるためのマニュアル

この2つだと大きく差がありますが、「たった3つ」のといった言葉にはすぐにできそうだったり、誰でもできそうだったりといったイメージを持たせることができます。

よりキャッチフレーズに魅力を出すことができているのがわかりますよね。

1-4:嘘くさいキャッチコピーを使っていない

嘘くさいキャッチコピーは、目立つだけで実際には効果がないキャッチコピーの特徴です。

「今なら90%以上でハイブランド商品が買える!年末大セール」

このように信じることができない嘘くさいキャッチコピーは逆効果です。

先ほどもお伝えしているように、信頼感のあるキャッチコピーの方が魅力あるキャッチコピーを作ることができます。

仮に少数のユーザーを惹きつけることができても、実際に中身と異なっているのであれば購入までいたることはありません。

1-5:数字を使って具体性を出している

数字をキャッチコピーに含ませることによって具体性が増し、ユーザーは惹きつけられます。

次のキャッチフレーズの例を見れば一目瞭然です。

  • 3分でできるAmazonアカウントの作成方法
  • すぐに登録できるAmazonアカウントの作成方法

「すぐに」ではなく「3分」と数字で表すことによって、「すぐに」の部分に具体性を持たせることができます。

数字を使うことでキャッチフレーズにより具体性を持たせることができ、目が止まるキャッチコピーを作成することができるのです。

2:はてブの人気10記事のキャッチフレーズを見て学ぶ”真似したい” テクニック

私が感じた目が止まるキャッチコピーの共通する特徴5つをお伝えしました。

そこで次は実際にはてなブックマークで人気記事として取り上げられている、実際の記事から真似したいテクニックを学んでみましょう。

この章で紹介する10個の人気記事は私が実際にはてなブックマーク上で、ブックマークをして後から読みたいと思っていた記事です。

今回の私のように記事のキャッチコピー(タイトル)を見て、ユーザーは読みたいコンテンツであるのかまずは判断します。今回選んだ人気記事には1章で紹介したキャッチコピーの特徴がうまく使われていました。

例1:もうアイコン素材に困らない!CC0でSVG完備、420種類のシンプルにデザインされたアイコン素材(207B)

このキャッチコピーは「もうアイコン素材に困らない!」という部分で大きな信頼感をユーザーへまず与えています。

そのあとにその言葉に対し「420種類の」と具体的な数をキャッチフレーズに入れさらに信頼感を増したキャッチコピーになっているのです。

少し難しい単語も入っていると感じますが、ターゲットはアイコン素材を使うという単語が入っているので初心者のユーザーではないとわかります。その点から専門用語を使ってもわかるユーザーだと絞り、そのターゲットへ向けたコンテンツの内容を作っているのです。

例2:年収1800万から200万に転落、元敏腕週刊誌記者のマイルド貧困(189B)

キャッチコピー出だしの「年収1800万円から200万円に転落」という言葉には大きなインパクトがあります。これだけインパクトがあるとまず目に止まりますよね。

そして具体的な数字で金額を出していることから、よりリアル感のある内容だと感じます。

例えばここが「金持ちから貧乏に転落」と文字だけで表現をすると、インパクトが大きく薄れてしまいますよね。

「元敏腕週刊誌記者」という部分は記事の内容を要約しているうまい表現の仕方だと感じます。

例3:1日たったの10分間行うだけで幸福度を高められる方法(369B)

このキャッチコピーは1章で紹介した特徴がわかりやすく使われています。

このコンテンツを読めば1日たったの10分間何かを行うだけで幸福度が高められると、「自分にもできそう」「簡単」だと感じさせるキャッチコピーです。

「簡単に幸福度が高められるなら」と私もあとで見てみようとついはてブを押しました。

例4:デンマークで大学無料&学生に月10万円が支給されていることについて(197B)

「デンマーク」 「大学生」

この2つのターゲットが狙いだとすぐにわかるキャッチコピーの記事です。

そして、このキャッチコピーには私のように全くどちらにも当てはまらないユーザーも見たくなるお得感を感じました。

例えば、「留学したいけどお金が…」と考えている方は多くいるでしょう。しかしどうでしょう、デンマークなら無料&月に10万円支給されているという内容であれば少し興味を持ちますよね。

このようにキャッチコピーは、まだ自分にとってこのコンテンツの内容がお得であると気づいていないユーザーも発掘することができるのです。

例5:13分でデートを決めて26時間で交際を始め15日で婚約して1ヶ月で結婚するまでの話(452B)

このキャッチフレーズは、はてブの数を見ればわかる通り興味を引き立てる要素が満載です。

結婚を1ヶ月で決めるという普通ではありえない話をスピード感あるキャッチフレーズで、うまく惹きつけています。

例6:賞金1800億円の宝くじ アメリカ史上最高額(136B)

「賞金1800億円の宝くじ」この言葉だけで少し目が止まりますよね。

この記事が”アメリカ史上最高額の宝くじ”だけのキャッチコピーでは、誰も読む気にならないでしょう。具体性のある数字はやはり効果的なのです。

例7:AWS認定9冠制覇したのでオススメの勉強法などをまとめてみる(667B)

AWS認定の資格を実際に全て取得している方から、実際にオススメの勉強法を学べるとなれば期待が持てますよね。

もしこれが「AWS認定9個中1つを取得したのでおすすめの勉強法などをまとめてみる」では説得力の薄さを感じます。実際に経験している出来事などをキャッチコピーに含めることでより説得力を強くすることができるのです。

例8:日本人の知らないアメリカのBBQ事情とアメリカ4大聖地のBBQの特徴を紹介(847B)

”日本人がアメリカでBBQをしよう”と考えている方に注意点から方法まで全てが解説されていると、一目見てわかるキャッチコピーです。

この他にもBBQ好きの方が見たくなりそうな、本場アメリカのBBQ事情についても知ることができそうなキャッチコピーになっていますね。

例9:個人開発の高校野球ゲームが収益1,290万円超えるまでにやった3つのこと。(926B)

「個人開発の」と「3つのこと」という言葉には、収益1,290万円という規模のでかさの割に身近さを感じます。

高校野球にも、ゲームの開発にも興味ない方でも目に止まり読みたくなるキャッチコピーです。これもまたはてブの数を見ればわかりますね。

例10:アメリカ本社の約6倍のPV&月200件のリード獲得を達成したDropboxのコンテンツマーケティング(240B)

Dropboxが実際に行ったコンテンツマーケティングを真似すれば、同じような結果が出るのでは!という意欲をキャッチコピーだけで掻き立てられます。

この記事を書いている”バズ部”は私個人的にも真似していきたい内容が詰まっているコンテンツが多数あり、はてブでも数多く取り上げられている注目企業です。

まとめ

今回は例文やはてブで実際に人気記事となっているコンテンツを見て、キャッチコピーの特徴について解説しました。

よく見られる記事や広告のキャッチコピーには共通する5つの特徴が隠されていることが伝わったはずです。今までコピーライティングをしていて、全くPVが伸びないと感じていた方はキャッチコピーを見直してみると変化が見られるでしょう。

ただ単に目立つだけではダメで、上手いキャッチコピーの作り方ではないということを前提に今後は改善していくことが大事です。

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