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ゆっけ 0
「Webサイトのドメイン名の決め方が分からない…」
「後から後悔しないようなドメイン名を付けたい!」
上記のようにドメイン名の決め方でお悩みではないでしょうか?
結論、ドメイン名の決め方は5つのポイントを押さえておけばOKで、他に細かいことを気にする必要はありません。
この記事では、ドメイン名を決めるポイントや、ドメイン末尾の決め方はもちろん、ドメイン名が検索結果にどう影響するのかというSEO的観点も解説しています。
それでは早速見ていきましょう。
ドメインとはインターネット上の住所であり、同じドメインは世界中どこを探しても存在しない仕組みになっています。
まずは自由に決めることができる「.」より前の部分について、決め方を見ていきましょう。
ポイントは5つあります。
後ほど詳しく解説しますが、ドメイン名と検索順位は直接的な関連性はないので、深く悩む必要性はありません。
ポイントだけ抑えてサクッと決めてしまいましょう。
最も基本的なドメイン名の決め方は、サイト名やブログ名をそのまま使うことです。企業は、企業名やサービス名を利用すると良いでしょう。
有名サイトの例を挙げると、
サイト名とドメイン名を一致させる最大のメリットは、「検索してきた人が分かりやすい」という点です。
URLを見るだけでサイト名が分かるので、ユーザーからの認知率やブランド力向上も予想されます。
よって、使いたいドメイン名が既に利用されていない限りは、サイト名や企業名をそのまま使うのがベストな選択肢でしょう。
次にサイトの内容に関連するワードを使う方法です。
本に関するサイトであれば「book」、花に関するサイトであれば「flower」など、あなたのサイトで取り扱っている内容を使ってドメイン名を決めます。
有名サイトの例
しかし、単語1つのドメイン名は既に取得されている可能性が高いです。その場合は、複数の単語をハイフン(-)でつなげるか、もしくは2つの単語をくっつけて造語をつくると良いでしょう。
例えば、ウェブサイト制作のページを作るとします。
[つなげる例]
tsukuru-web
tsukuru(作る)+web(ウェブサイト)
[造語の例]
webomb
web(ウェブサイト)+bomb(爆弾)
上記のように工夫してドメイン名を決めるといいですね。
※Googleはアンダーバー( _ )ではなくハイフン( – )の利用を推奨しています。
関連記事:URL構造をユーザーと検索エンジンにわかりやすく伝える6つのポイント
ブログのドメイン名でお悩みなら、おすすめの決め方があります。
それは、あなたの名前やニックネームをドメイン名にすることです。
この方法には「名前を憶えてもらいやすい」という効果が期待されます。
有名サイトの例
個人の名前やニックネームを売り出したいときに効果的なドメイン名の決め方でしょう。
ドメイン名は、可能ならば短い方が良いです。
なぜなら、長すぎるとユーザーが直接URLを入力する場合に面倒だからです。さらに言うと、視認性も悪くなります。
ここで多くの人は「〇文字以下なら大丈夫ですか?」ということを気にするでしょう。しかしそんなルールはなく、あくまで「可能なら」短い方が良いという話です。
どうしても目安が無いと決めれない人は、15文字程度で考えてみてください。
日本語ドメインは、ブラウザ以外で表示される場合、URLが分かりずらい文字列になってしまうのでおすすめしません。
日本語ドメインとは漢字やひらがなが利用できる、日本限定のドメインです。
有名サイトの例
ブラウザ上でのインパクトは強いですが、SNS等でシェアされた時には、日本語ではなく、英数字の文字列(ピュニコード)に変換されてしまいます。
SNSでのシェアはSEO的な観点でも重要なポイントであるため、日本語ドメインの取得はおすすめはしません。
ここまではドメイン名のうち「.」より前の決め方について解説しました。
次に気になるのは、「.」以降の決め方でしょう。
トップレベルドメインは、500種類も存在し、種類によって料金も異なってきます。それぞれに本来の意味はありますが、特に意識しなくて大丈夫です。
ドメイン | 参考料金(1年間) | 意味 |
.com | 1200円前後 | 商用サービス |
.net | 1400円前後 | ネットワーク |
.org | 1400円前後 | 非営利団体 |
.info | 1500円前後 | 情報サービス |
.biz | 1500円前後 | ビジネス |
.jp | 3000円前後 | 日本に住所あり |
結論、トップレベルドメインはどれを選んでも検索順位には影響しませんが、ユーザーが感じる信頼度には影響があります。
この章では、おすすめのトップレベルドメインを紹介しましょう。
法人と個人を問わずトップレベルドメインには「.com」をオススメします。
なぜなら、世界基準で最も使用されているドメインだからです。
有名なウェブサイトの多くは「.com」を使っていることから、なじみ深く信頼度が高いドメインであることは間違いありません。
あなたは「みんながiPhoneを使っているからiPhoneを使っとけば安心」と思ったことはありませんか?
人間は多数の人が使用しているもの対し、なんとなく安心感や信頼感を覚えます。ドメインでもこれは同じです。
よって、トップレベルドメインは「.com」を使うことをオススメします。
法人のコーポレートサイトの場合は、個人のサイトよりも信頼感が重要になってきます。
よって、法人のコーポレートサイトには、日本の法人しか取得できない「.co.jp」を使用するのが一般的です。
もちろん、先ほどおすすめした「.com」を利用している企業ページもありますが、取得できるのであれば「.co.jp」を利用しましょう。
ドメイン名と検索順位に直接的な関連性はありません。
よって、ドメイン名の決め方でそこまで悩む必要はないでしょう。
もし検索順位を上げたいならば、ドメイン名で悩むのではなくサイト内のコンテンツ作成に力を注ぐべきです。
この章では、ドメイン名に対するGoogleの考え方など、ドメイン名とSEOの関連性について解説していきます。
Googleはドメイン名によってサイトを評価していません。
これはGoolgeのジョンミューラーが2016年のイベントで断言しているうえ、公式ブログに新しいトップレベルドメインついて注意書きがあります。
【質問者】TLD内キーワードは、本当に、全く見られていないのですか?URL内キーワードと同じ扱いなのですか?
【ミューラー】私の知るかぎりでは完全にそうである。TLDのSEO効果について、私達が説明すべきものは存在しない。
2016/6/14の米イベントより
ドメイン名にキーワードを入れることは、ほとんど効果がありません。
例:「seo」で上位表示せたい場合に、ドメイン名に「seo」を含める
Googleは、ドメイン名に上位表示させたいキーワードを入れることで上位表示させられるという仮説に対し「そんな事実は存在しない」と発言しています。
検索エンジンが未発達の時代は、キーワードをURLに詰め込むことによってランキング上位に表示させられる場合もありました。
しかし現在では、小手先の技だけでは上位表示できないくらい、検索エンジンは発達しているのです。
よって、ドメイン名にこだわるよりは、コンテンツなど別のポイントに注力すると良いでしょう。
関連記事:コンテンツSEOに成功した私が教える!問い合わせ件数が10倍になる法則
使いたいドメイン名が決まったとしても、そのドメイン名が既に取得されていた場合は利用することができません。
全く同じドメインは、全世界どこを探しても存在しないのです。
よって、この章では「決めたドメイン名が利用できるか」を簡単に確認する手順を解説していきます。
ドメインが利用可能かどうかは、「ドメイン管理会社」の公式サイトから簡単に調べることができるのです。
ドメイン管理会社の公式サイトには、図の様な検索窓が設置されている場合がほとんどです。今回は「お名前.com」を利用させてもらいます。
この検索窓に、利用したいドメイン名を入力することで、利用可能なTLDがあるか瞬時に調べることができます。
検索結果を見てみると「.com」は取得できないようです。
ドメインが取得できるかどうかは、調べながら決めていくと良いでしょう。
「ドメインはどこで取得するのがいいの?」
結論、ドメインはどこで取得しても見た目は同じです。
違ってくるのは、サポート体制や取り扱っているTLD、そしてサービス内容です。
ドメイン管理会社をいくつか紹介しますので、料金を比較してみて、自分に合ったサービスを利用しましょう。
ドメイン使用料は1年目と2年目以降で異なってくることがあるので注意してください。
ドメイン名の決め方のポイントは5つありました。
ドメイン名とSEOは直接的な関係はないので、自分の気に入ったドメイン名を使用しても全く問題ありません。
もしTDLで迷ったら、とりあえず「.com」を利用しておけば間違いないでしょう。
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