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大打撃!手動ペナルティを受けた時にとるべき3つの行動と解除方法

土肥大夢 3

目次

手動ペナルティを受けた…  手動ペナルティってなに?どうすればいいの?

手動ペナルティは、Google内部の人間が悪質なスパムであると目視で判定し、ペナルティの対象となったコンテンツやページの検索順位を大きく下げることです。

コンテンツやページの検索順位が大きく下がるのは、サイト運営者からしてみれば最悪の出来事ですよね…

しかし、理由なくペナルティが課せられることはありません。ウェブマスター向けのガイドラインに違反している何かしらの理由があるはずです。

そこで今回は、手動ペナルティについて詳しく解説します。手動ペナルティを受けた際にとるべき行動、解除方法まで解説していますので最後までご覧くさい。

1:2分でわかる”手動ペナルティ”

Googleペナルティ2種類のうちの1つである”手動ペナルティ”は、Google内部の人間がサイトを確認し悪質なスパムを行なっていると判断した際に受けるペナルティのことを指します。

ペナルティという言葉の通り、絶対的にいいものではありません。そこでまずは手動ペナルティに関して詳しくこの章で確認しておきましょう。

1-1:2つの大きなペナルティ

手動ペナルティの対象となったコンテンツやページは次の2パターンどちらかのペナルティを受けることになります。

  • 検索順位が大きく下がり、上がりにくくなる
  • no indexページになる

検索順位が大きく下がるだけでも大打撃ですが、ページがno indexされてしまえばそのページは消えてしまったも同然です。

1-2:手動ペナルティの解除は基本的にできない

手動ペナルティの解除方法をお伝えする前ですが言っておきます。

手動ペナルティは基本的に解除ができないものだと思っておいてください。意識的にスパム行為をしている場合は特に解除できない対象となります。

1-3:放置は絶対にNG

放置しておけば手動ペナルティが時効となって、手動ペナルティが消えるという情報があります。

この情報に関しては私も試したことがないので断言はできませんが、仮に時効となったとしても、その後またすぐに同じページが手動ペナルティを受けるはずです。そして同じページが2回目以降の手動ペナルティの場合、1回目よりも重いペナルティとなります。

こうなれば確実に手動ペナルティの解除はできなくなるでしょう。こう言った理由から、手動ペナルティの放置は絶対にNGなのです。

2:今すぐ確認!手動ペナルティの確認方法

Search Consoleを確認すれば、手動ペナルティが出ているか確認がすぐにできます。


「検索トラフィック」⇨ 「手動による対策」

上の画像のように「手動によるスパム対策は見つかりませんでした。」と表示されれば手動ペナルティなしという状態になります。

2-1:手動ペナルティの表示パターン

  • 人為的または不自然なリンクのパターンが検出されました。
  • 価値のない質の低いコンテンツが含まれているため〜

手動ペナルティを受けているサイトだと、この2パターンのどちらかが表示されます。こうなれば手動ペナルティの解除をしましょう。

手動ペナルティの解除方法は次の章でお伝えします。

3:手動ペナルティを受けた時にとるべき3つの行動

自分が運営しているサイトに手動ペナルティが出たら次の3つの行動を取りましょう。

①Googleから指摘されたページを確認

②リンク先へリンクの解除をしてもらう

③Search Consoleから再審査リクエスト

この流れは手動ペナルティの解除手順でもあります。いち早く手動ペナルティを解除して、サイトの評価をこれ以上下げないようにしましょう。

3-1:不自然なリンクを探す

Googleから手動ペナルティを受けた場合、指摘されたページを確認しましょう。

「Search Consoleを開く」「検索トラフィック」「サイトへのリンク」の手順でリンク先を見ることができます。

その中で不自然なリンクと思われる被リンクがあったら、そのリンク先がどこからなのか確認しましょう。

3-2: リンク先にリンク解除をしてもらう

不自然な被リンクをつけている先を見つけたら、次は被リンク先のサイト管理者へ問い合わせてリンクの解除をしてもらいます。不自然なリンクさえ解除ができれば、手動ペナルティの解除ができる可能性は格段に上がります。

不自然なリンクは嫌がらせのようなスパムでない限り、ディレクトリ登録をして集めたリンクや購入した被リンクである場合がほとんどでしょう。

自らつける被リンクは手動ペナルティの対象となる可能性が非常に高いのが事実です。

3-3: Search Consoleから再審査リクエスト

手動ペナルティの対象となったページの改善ができたら、Search Consoleから再審査リクエストを行います。

「Search Consoleを開く」「検索トラフィック」「手動による対策」の手順で再審査リクエストをすることができます。

ただし、再審査リクエストを送ってもすぐに手動ペナルティがすぐに解除されるとは限りません。サイトによって1日後に解除されるか90日後に解除されるかは異なるのです。

もちろん、再審査リクエストが承認されない場合もあります。

4:手動ペナルティを受けないコンテンツ作りをしよう

手動ペナルティについて、そして解除方法お伝えしました。見ていただいた通り、手動ペナルティを受けるとサイトへの影響は少なからず出てきます。何より、無駄な手間が増えて面倒なものです。

手動ペナルティを受けた際にとるべき行動を知っていても、手動ペナルティは受けないにこしたことはありません。

そこでこの章では、次の3つのポイントを押さえて手動ペナルティを受けないコンテンツ作りの方法を紹介します。

  • 手動ペナルティの原因
  • コンテンツの質を見直す
  • いきすぎたSEO対策をしない

4-1:手動ペナルティの4つ原因

手動ペナルティの主要な原因は次の4つです。

  • クローキング:Webサイトに細工をして、検索エンジンとユーザーに異なるページを表示させる行為。
  • 隠しテキスト:HTMLやCSSに細工をしてクローラーにだけ読み取らせ、ユーザーに見えないようにしたテキスト。
  • 誘導ページ:特定のサイトやコンテンツへだけ誘導することだけを目的に作られたページ。
  • その他:ガイドラインに反しているスパム行為。

手動ペナルティを受けないためには、この4つを覚えておくことをおすすめします。

4-2:コンテンツの質を見直す

Googleの手動ペナルティはコンテンツの質が低すぎる場合でも対象となります。

とりあえずページを増やすだけの質の低いコンテンツはGoogleに嫌われ、SEO的にも逆効果です。コンテンツ1つ1つのクオリティを高める方が検索順位は上がります。

コピペをした文章、似たようなページを増やし続ける行為も嫌われるので気をつけましょう。

4-3:いきすぎたSEO対策をしない

  • 無料ディレクトリを貼りまくる
  • リンクを買いまくる
  • 自演リンクを貼る

例えばこのようないきすぎたSEO対策は、手動ペナルティの対象となるケースが多くあります。こう言ったSEO対策は不自然なリンクとなることがほとんどです。ナチュラルな被リンクを受けられるように、質の高いコンテンツ作りがやはり重要なポイントになります。

5:Googleペナルティで役に立つ5つのツール

今回解説してきた手動ペナルティと自動ペナルティのGoogleペナルティで役に立つツールがあります。

Search Consoleが一番役立つツールではありますが、これ以外で私が実際に使っているツールの以下5つを紹介します。

  • Ahrefs
  • jp
  • Screaming Frog Web Crawler
  • akakurage
  • Fetch as Google

5-1:Ahrefs


被リンクを瞬時に把握できるSEOツールです。質の低いリンクや不自然なリンクを探すことができ、一番おすすめしたいツールでもあります。その他にもサイト順位、ドメインパワーなど様々な面で役立つツールです。

<詳細>

  • Ahrefs:https://ahrefs.com/
  • 利用料金:lite 99ドル/月、標準 179ドル/月(両方最初の七日間は7ドルでトライアルができます。)

5-2:sujiko.jp

重複コンテンツ/ミラーサイト/類似ページを判定してくれるツールです。

気になるページのURLと対象となるページのURLを入力するだけで簡単に調べることができるので超便利なツールになります。

何より、無料で利用できるというのがおすすめしたいポイントです。

<詳細>

5-3:Screaming Frog Web Crawler

調べたいサイトのURLを入力するだけで、そのサイト内のURLやタイトル情報、リンクなどの情報をリスト化してくれるSEOツールです。

無料版と有料版の2種類がありますが、無料版でも十分すぎるほど役立ちます。競合サイトに勝るコンテンツ作りに役立てることをお勧めします。

<詳細>

5-4:akakurage.jp

このツールはGoogleペナルティの回復に役立つ無料ツールです。

メールアドレスを入力し、登録するだけですぐに利用することができるのでとりあえず登録しておくことをおすすめします。

“赤”は危険な被リンク、”青”は安全な被リンクと見易さ使いやすさを兼ね備えたツールです。

<詳細>

5-5:Fetch as Google

”Fetch as Google”はSearch Console内に備わっているツールです。

気になるページのURLを入力することで、HTTPレスポンスや基本的なエラーチェックをすることができます。

<詳細>

  • Fetch as Google:Search Console内
  • 利用料金:無料

まとめ

最後にもう一度お伝えしたいのは、手動ペナルティはサイトに悪影響を与えるマイナスポイントです。

今回は手動ペナルティを受けた時のとるべき行動、解除方法をメインにお伝えしましたが、それ以前に手動ペナルティを受けないための対策をしておくことをおすすめします。

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