SEO
フィクサー 3
2020年に突入して、いきなりのGoogleコアアルゴリズムのアップデートが行われた。
私が管理する7サイト中、3サイトは検索順位を取り戻したが、まだまだ1位という壁は破れていない。
2019年の後半は、私にとって最悪のSEO状況だった。。。今まで1位を独占してきた5000以上のキーワードが雪崩のように下がった魔の下半期と言ってよいだろう。
今回は、2019年の下半期のような苦い思いをしないためにも徹底的に2020年のSEOについて分析することを決意した。
2020年のSEOに関する7つのトレンドを独自に解説するとともに、去年(2019年)のSEOについても振り返っていこう。
たくさんの失敗を繰り返してきた私が徹底して2020年のSEOを分析するから間違いない。
ぜひ、参考にしてほしい。
2020年、最もSEO対策で注力したいのがE-A-Tだ。
E-A-Tとは、Expertise(専門性)Authoritativeness(権威性)Trustworthy(信頼性)の頭文字をとった造語であり、わかりやすい言葉にすると、”その業界のスペシャリスト”になることである。
どのジャンルでも、オウンドメディアやアフィリエイトサイトでなく公式サイトが上位表示している現在の状況が証拠だ。
2019年に入り、GoogleはE-A-Tを徹底して検索エンジンのランキングを決める要因にしていると公言している。それまでは、高品質な記事(コンテンツ)を発信していれば検索上位されていたのが、今は良い記事だけでは無理だ。
業界のスペシャリストになる
新しくオウンドメディアを作る方も、既存のメディアをなんとか上位表示したい方も”業界のスペシャリストになる”ことを忘れないでほしい。
具体的にスペシャリストになるには以下の3つを行動すること。
実際に私もやったことない業界のオウンドメディアを運営したが全く上位表示できなかった。しかし、その業界のノウハウを独自に覚えて実際に営業していくと自ずと専門性を身につけることができた。
実際に業界の仕事をする⇒専門性が身につく⇒専門家や権威ある方と出会える⇒監修してもらえる⇒信頼できる会社になる
この流れを掴めば、2020年のSEO対策は攻略できると私は確信している。
今年は絶対に検索上位したいなら”E-A-Tを極めろ”がキャッチコピーだ。
関連記事:E-A-Tとは?専門性と権威性を極め信頼されるコンテンツを作る5つの戦略
SEOは誰のために行えばよい結果を得ることができるのか?
答えは”ユーザー”だ。すべては、ユーザーが快適に読み進められるコンテンツ、利用しやすいサイトにすることがSEO対策の一番の近道と言える。
自己満足にカッコいいサイト、最先端の機能、デザインなど無意味だ。どんな業界のどのようなサイトでも共通して、ユーザービリティ(ユーザー体験)を最高にすることだけを考えよう。
Googleが日々、利便性を追求しているのはユーザーのためである。Googleに評価されたければ、まずはユーザーに評価されなければならない。
実にシンプルな構造だ。ユーザービリティを上げるには、以下の具体策を試してみてほしい。
あなたは良いと思っていても、実際に利用しているユーザーの気持ちは違う。必ず、体験したユーザーを徹底して分析することが本当にユーザービリティの向上につながる。
2020年のSEO対策は、徹底したユーザービリティを追及することだ。
2019年は、良質なコンテンツを作ることである程度は上位表示することができていた。2020年も引き続き、高品質なコンテンツ(記事)は絶対的に必要である。
なにをもって高品質と言えるコンテンツ(記事)なのか?もし、良質なコンテンツ作りに悩んだときに以下参考にしてほしい。
高品質なコンテンツとは、長文や専門知識を専門家のように伝えることがではない。
専門知識をもって、端的に結論から書き、ユーザーの疑問や悩みを解決でき、誰が読んでも理解しやすい文章でコンテンツを作ることが本当の高品質のコンテンツと言える。
自己満足なコンテンツの政策は今すぐやめよう!
2018年の3月27日より、モバイルファーストインデックス(MFI)が開始されたのは記憶に新しいだろう。
今まではパソコンサイトが検索結果のランキング要素を占めていたのに、モバイルファーストインデックス以降はスマホ表示のWebサイトをメインにランキングが決まる。
そこで2020年は、徹底したモバイルSEO(スマホで最適化)が重要なのだ。
わかりやすく言うと、スマホユーザー向けに利用しやすく読みやすいサイトやコンテンツにすることがモバイルSEOと言える。
PCユーザーも大切ではあるが、スマホユーザーをメインにサイト制作や記事制作を行うようにしよう。
関連記事:モバイルファーストインデックス(MFI)に対応する5つの手法
ナチュラルな被リンクはいつの時代のSEO対策でも必須と言える。コンテンツをシェアされるレベルになると確実にユーザーからの信頼は絶大だ。
自作自演の被リンクや相互リンク、ディレクトリ登録などのSEO対策はもう古い。
むしろそんなSEO対策をしているなら今すぐにやめて広告を打つべきだ。
価値あるコンテンツとユーザービリティを向上させれば自ずと被リンクは容易に獲得する事ができる。
ナチュラルな被リンクを獲得するには意識すべき点が3つほどあるので覚えてほしい。
3つのことを意識して制作するだけでシェアされる確率は抜群に上がるはずだ。
ブラックなSEO対策に頼らず、より良い価値のあるコンテンツを世の中に出していこう。
関連記事:被リンクとは?SEO対策で外部リンクを4ヶ月で259%増やした魔法
メインはユーザーのためにWebサイトやコンテンツを制作すること。次に考えるべきことは、Google対してわかりやすい構造のWebサイトとコンテンツを作成することだ。
etc…言い出したらキリがないが、最低でも上記の内部対策は必須と言える。
とにかく、Googleがわかりやすいようにシンプルな構造にしておこう。
関連記事:【2019年最新SEO内部対策】7つの方法と4つのNG行為
BERTアップデートが、2019年10月25日より開始された。Googleの検索エンジンが検索意図をより深く理解して検索を返せるようになったアップデートである。
簡単に言うと、人間と同じように検索意図を理解して的確に返せるようになった(会話ができるようになった)アップデートだ。
2020年はコンテンツを書くときもWebサイトを構築していくときもBERTを意識する必要がある。
特に、小学生でも読めるわかりやすい文章を心がけよう。
関連記事:BERTアップデートとは?Google検索エンジンがクエリ返し向上に成功
2020年のSEO対策に関する7つのトレンドと去年の動向を振り返ってみた。今後はさらにSEO対策が困難になる時代になるだろう。
しかし、一貫して「ユーザーがより良く利用しやすい読みやすいWebサイト&コンテンツ」を目指して施策すれば必ず結果がついてくるはずだ。
バズった―でもSEO対策に100%成功することはない。だが、少しずつユーザーの気持ちを理解して施策することで改善していくことはできる。
今年も、世の中に本当の情報や価値あるコンテンツを出していくことが私たちに使命だ。
なにかわからないことがあれば、なんなりと問い合わせしてほしい。一緒にユーザー目線にたってコンテンツを制作していきましょう。
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