リスティング広告
かまとりーぬ 0
リスティング広告を運用しているけれど、なかなか成果が出ないな…。
上記の様にお悩みではありませんか?
リスティング広告は低予算で簡単に広告を出稿することができ、成果も比較的出やすい広告手法です。
しかし運用をきちんと行わないと成果が出ず、目標を達成する事が出来ません。今回はGoogle広告でもYahoo!プロモーション広告でも言える運用時に必ず実践すべき事について詳しく解説していきましょう。
リスティング広告を運用していく上で、出稿後に必ず実践すべきことがあります。
大きく分けて、2つのステップごとに紹介してきましょう。
ステップ1のまず初めに実践すべき事は2つあります。
上記ステップ1のことを実践しても成果が上がらなかったら、ステップ2でアカウント構成の見直しをしましょう。ステップ2でやるべきことは5つあります。
ステップ1、2のやるべき事を詳しく解説していきましょう。
ステップ1、リスティング広告運用時にまずやるべき事は2つあります。
運用を行っていく上で、上記2つの事が出来ていないと獲得できるものも獲得することが出来ず成果を出すことは不可能です。まず初めに①と②を確認し、必要であれば調整し管理していきましょう。
詳しく解説していきます。
広告出稿後、成果の出てるキーワードと成果の悪いキーワードを見極めて入札価格の調整を行いましょう。
キーワードの成果が出ているか、出ていないかはCPA(※1)・ROAS(※2)などから判断します。
(※1)CPA・・・成果を獲得するまでにかかったコスト
(※2)ROAS・・・かかった広告費に対して得た売上を%で表したもの
ではどのタイミングで入札価格の調整と管理を行えば良いのか・・・。
タイミングは「① 繁忙期」と「② 新キーワード追加後」の2つです。
「① 繁忙期」は競合達も入札を強化し、クリック単価(CPC)が上がる可能性があります。
その為、市場の入札価格に対して、獲得効率がアップしているかを確認する必要があるのです。
「② 新キーワード追加後」は、上位表示を狙うために毎日獲得数とコストを確認する必要があります。
①と②ともに、掲載位置がある程度落ち着いたら週に1度ほど確認しそれまでは毎日確認する必要があります。入札価格の上げ下げ調整は、30%前後で調整しましょう。
一気に順位が上がると、その分費用も上がるので入札直後は必ずリアルタイムで順位とコストを確認します。
広告出稿後、キャンペーンの日予算が推奨額より低いと予算の関係で広告が最大限表示できない事があります。
表示される場所:キャンペーン表の「ステータス」列に「予算による制限」と表示される。
日予算が抑制されている状態では、設定したキーワードやターゲティング方法に応じて広告の表示が可能な場合でも、すべてに対応されず広告の掲載頻度が減少します。
広告の効果を最大限引き出すために、日予算を増額し獲得数を上げる可能性を引き出すことが必要です。
ステップ1を実践しても、はっきりと成果が表れない場合にはステップ2へ行動を移していきましょう。
ステップ2では、5つの確認・改善・見直しを行っていきます。
具体的にどんな事を実践していくのか、詳しく紹介していきます。
1つ目に確認することは、キーワードの再確認です。
現段階で設定しているキーワードが本当に必要か、どのキーワードに力を入れるべきかを見極めていきましょう。力を入れていくキーワードを10個以内で注力すれば、どのキーワードに対して力を入れていくべきか明確に分かりコスト配分も楽になります。
どの様に選べばいいのか、下記3つの事を意識して選んでみましょう。
成果を最大限引き出す上でも、拡張範囲の見直しは重要なポイントです。
特にすべてのキーワードを「部分一致」で設定している場合には、今すぐ改善を行いましょう。
部分一致での設定は、関係性の薄いキーワードでも広い範囲で表示することが出来ます。
しかし、あまり関係性のないキーワード検索結果でも表示されてしまうため、コストが最終獲得数よりも高くなってしまうのです。そうすると結果的に単価が高くなり、効率的ではない広告の出稿方法になってしまいます。
そうならない為にも、拡張せずに狙いたいキーワードは「完全一致」で入札は高めに設定し「フレーズ一致」や「部分一致」で表示させたいキーワードは金額を安く設定をしましょう。
拡張範囲をコントロールし、より効果的に成果を上げられるようにしていきます。
獲得に繋がっていないキーワードは、除外キーワードに設定しましょう。
例えばクエリワード(ユーザーが検索時に入力する語句・フレーズ)で、獲得に繋がっていないのにコストが発生しているキーワードです。獲得件数に繋がっていなければ、そのキーワードで設定しても効果が出ません。
獲得件数が0件なのに、コストだけがかかっているキーワードは除外キーワードに指定してください。
成果を出すためには、品質スコア(QS)の改善が必要です。
品質スコアはキーワード毎に10段階で表示されます。
もしも力を入れているキーワードが、品質スコア6以下であれば改善する努力を今すぐに行いましょう。
品質スコアは3つの要素から決定されます。
品質スコアを改善することで、CPC(クリック単価)を改善しCTR(クリック率)をアップさせることが出来ます。よりクリックされやすい広告にする為、以下4つの見直しを行いましょう。
ユーザーが求めている情報と、広告との関連性がマッチしていれば品質スコアはアップします。
ユーザーの事を考えて広告作りを意識してみましょう。
キーワードのグループ分けは、より細かくすることをオススメします。
同じ意味のキーワードで固めると、どうしてもキーワード数が多くなり管理しづらくなってしまうからです。
グループ分けを細かく行う事で、日予算・広告文・入札コントールが行いやすくなります。
また広告数も増え、ターゲットをより細かく絞りながらユーザーへ広告を配信することが可能です。
悪い例と良い例のグルーピング例を紹介します。
【悪い例】
グループが大ざっぱに分類されていて、これでは狙ったユーザーまで広告を配信することが出来ませんね。
【良い例】
より細かくグループを分けることで、ターゲットに広告を届けやすくなります。
グループ分けも見直してみて下さい。
リスティング広告を運用する前に、必ず必要なことって何だろう?
広告の運用ももちろん重要ですが、運用前の準備段階で必ず準備すべきことがあります。
リスティング広告は、自分の製品やサービスの場合に当てはまるピッタリな方法で出稿することが重要です。
「これでいっか」という軽い気持ちで出稿しても、成果は出ません。
運用前に準備すべき点は、必ず把握しておきましょう。
必ず準備すべきことは、2つあります。
さっそく詳しく紹介していきましょう。
成果の基準(CV)は、業界や業種により全く異なります。
最終的な目標は、商品の購入なのか資料請求なのか会員登録なのかサービスや商品の内容に応じて決めていきましょう。
ただし最初はハードルの高い目標設定ではなく、ハードルを低めに設定することをオススメします。
5万円の商品定期購入等ではなく、500円のお試しセット購入などに設定すると獲得数を得られやすく効果が期待できるからです。
リスティング広告の出稿費用は、自身で決められるため低予算でもスタートする事が出来ます。
ただし、適当に設定するのではなく最終的に商品をどれだけ売りたいのか計算し予算を決める様にしましょう。
広告予算の簡単な計算式は以下の通りです。
★予算=目標コンバージョン(CV)単価×目標件数
例えば原価5,000円の商品を、リスティング広告出稿でプラス50売りたいとなった場合は・・・
5,000円(売値10,000円-原価5,000円)×50個=250.000円/月という計算になります。
リスティング広告の運用について詳しく解説してきました。
運用を行っていく上で、必ず成果が出ないことがあるでしょう。
その場合には、今回紹介した事を2つのステップを実践し改善に努めてみて下さい。
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