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SEOとMEOの違いが5分で分かる!今重要なMEOを基本から解説

ゆっけ 2

目次

「SEOとMEOって何が違うの?」

SEOとMEOはどちらも、Googleの検索結果で上位表示を狙うために行う対策です。

しかし、SEOとMEOには大きな3つの違いがあります。

  • 上位表示を狙う場所の違い
  • 対策をすべき業種の違い
  • 効果の出やすさの違い

この記事は、SEOとMEOの違いを分かりやすく解説したうえで、あなたがMEO対策を行うべきなのか、そしてどのような対策をすればいいのかまでが分かる内容となっています。

それでは、解説を始めましょう。

1:SEOとMEO

違いを知るには、まずSEOとMEOそれぞれについて正しく知っておく必要があります。

  • MEO(地図エンジン最適化)
  • SEO(検索エンジン最適化)

ただし、SEOとMEOは全く別のものではなく、SEO対策の1種としてMEO対策が存在するイメージです。

MEOは別名「ローカルSEO」ともいわれ、海外ではこちらの呼ばれ方が一般的です。

関連記事:ローカルSEOなら上位表示が簡単?検索順位を上げる7つのポイント

1-1:MEOとは

MEOとは Map Engine Optimization (地図エンジン最適化)の略です。

具体的には、Google Mapの検索結果やGoogleのローカル検索結果で、Googleマイビジネスの情報を上位に表示させるための対策のことを指します。

ローカル検索とは、GPS等による地域情報が含まれた検索結果、もしくは検索ワードに地域名が含まれた検索結果のことです。

例:「中目黒 ラーメン」のGoogle検索結果

検索結果1

例:「中目黒 ラーメン」のGoogleMap検索結果

検索結果3

1-2:SEOとは

SEOとは Search Engine Optimization (検索エンジン最適化)の略です。

具体的には、GoogleやYahooなどの検索結果で、特定のWebサイトを上位に表示させるための対策のことを指します。

例:「Facebookページ いいね」での検索結果

検索結果2

2:SEOとMEOの3つの違い

では、SEO対策とMEO対策には具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

SEOとMEOの大きな違いは3つあります。

  • 上位表示を狙う場所の違い
  • 対策をすべき業種の違い
  • 効果の出やすさの違い

この章では、SEOとMEOの違いを比較しながら、あなたが行うべき対策はどちらなのかを理解していきましょう。

2-1:上位表示を狙う場所の違い

1章でSEOとMEOについて簡単に解説しました。

2つについて簡単にまとめなおすと、次のようになります。

表示を狙う場所 表示する情報
MEO ローカル検索結果、Map Googleマイビジネス
SEO 通常の検索結果 Webサイト

Googleマイビジネスとは、会社や店舗を無料でPRできるサービスであり、実在の店舗や拠点がある場合のみ作成可能です。電話番号や住所、営業時間などを登録することができます。

特定の企業名や店舗名で検索したとき、PCだと右側に表示される情報が、Googleマイビジネスの情報です。

Googleマイビジネス

SEOとMEOでは、対策をして上位表示を狙う場所と情報が根本的に異なるので、混同しないようにしましょう。

2-2:対策をすべき業種の違い

SEOとMEOでは、対策すべき業種が異なります。

SEOは全業種のWeb担当者が行うべき対策ですが、MEOは特定の地域で実店舗を構えている店舗や施設しか効果を得ることができません

例えば飲食店や美容室、医療施設、小売店、ホテルなどがMEO対策をすべき業種と言えます。

SEOとMEOのターゲット

なぜなら、ユーザーが「近くの ○○」や「地域名の○○」と検索しやすいのは先程例をあげたような業種だからです。

極端な話をすると「目黒 ECサイト」などで検索する人は全くいないので、インターネットで事業を展開する業種はMEO対策を行っても意味がありません。

2-3:効果が表れる期間が違う

SEOとMEOでは、対策を始めてから効果が出るまでの期間が異なります。

SEO対策は、ビックキーワードで上位表示させるために、半年~1年の期間が必要です。一方MEOは、正しく対策をすると1ヵ月程度で効果を実感することができます。

効果が出始めるまでの期間 ライバルの数
MEO 1ヵ月~3ヵ月 少ない
SEO 半年~1年 多い

効果が出るまでの時間に関連しているのがライバルの数です。

例えばSEO対策において「Webマーケティング 会社」というキーワードで上位を狙いたい場合、約8千万のページと上位を争うことになります。

SEOの競合の数

一方MEOは、前提としてエリアが絞られていることから、ライバルの数も少なく、比較的上位表示を狙いやすいのです。

例:「中目黒 ラーメン」のMap検索結果

MEOの競合の数

3:MEO対策が重要な3つの理由

「MEO対策はした方が良いの?」

飲食店や美容院など、実店舗を構える業種は絶対にMEO対策をすべきです。

この章ではMEO対策をすべき理由を3つ紹介します。

  • 近くの店舗をGoogleで検索する人の増加
  • スマートフォンの普及
  • ポータルサイト依存の解消

それでは、理由を詳しく見ていきましょう。

3-1:近くの店舗をGoogleで検索する人の増加

近年Googleはローカル検索を推奨するテレビCMを打ち出しています。

上記のCMでは、女性ふたりが会話しながら現在地付近の「気軽に行けるフレンチ」を検索します。

CMのように、Google検索やGoogleMapを使って店舗を検索する人は近年増加しています。また、Googleが何本もローカル検索のCMを打ち出しているということは、それだけMEOが重要になってきている証拠です。

3-2:スマートフォンの普及

MEOとスマートフォンには深い関係があります。

スマートフォンには、現在地情報を取得する機能(GPS)があり、Google検索は自動的に位置情報を考慮した結果になります

例:目黒付近で「ラーメン」と検索した結果

スマホからのローカル検索

2018年にはスマートフォンの普及率は79%に及び、Google検索も自動的にPCよりもスマートフォンから検索されることが多くなっています。

よって、ローカル検索結果が表示されやすいスマートフォン時代において、MEO対策の重要性は増しており、今後も増加し続けるでしょう。

3-3:ポータルサイト依存の解消

これまで、BtoCローカルビジネスへの集客は、「食べログ」や「ホットペッパー」などのポータルサイトに依存しがちでした。

<ポータルサイト一例>

飲食 ⇒ 食べログ、ヒトサラ、ぐるなび、ホットペッパー

美容院 ⇒ ホットペッパービューティー、楽天ビューティー

士業⇒サムライウェブ、士業どっとビズ、士業ネット

MEO対策を行い、ローカル検索で上位表示することができれば、上記のようなポータルサイトを通すことなく、自然と新規顧客を獲得することができます

4:無料でMEO対策をはじめる手順

MEOが重要だということは理解いただけたと思います。

では、MEO対策はどのように始めたらよいのでしょう…?

MEOは業者に頼むことで対策してもらえますが、個人でも対策可能です。

この章では、MEO対策で必要なGoogleマイビジネスの登録と、基本的な対策方法について解説します。

4-1:Googleマイビジネスに登録

MEO対策は、Googleマイビジネスの情報をローカル検索結果で上位に表示させるのでした。

つまり、Googleマイビジネスに登録していない場合は、MEOのスタートラインにも立っていません。

まずは、Googleマイビジネスに店舗や会社の情報を登録することから始めましょう。もちろん無料で登録することができます。

関連:Googleマイビジネス

ただ、登録時に1つ注意しなければいけないポイントがあります。

それは「ネット上におけるNAPの統一」です。

  • N・・・Name(会社名・店舗名)
  • A・・・Address(住所)
  • P・・・Phone(電話番号)

NAPの統一とは、上記の情報の表記をネット上で統一することです。異なった表記をしてしまうと、Googleに全く別の情報として認識されてしまう可能性があるので、必ず統一するようにしてください。

よくある表記ゆれの例を見てみましょう。

  • Name…会社名・店舗名
    ・株式会社バズったー
    ・(株)バズったー
    ・バズったー株式会社
  • Address…住所
    ・東京都目黒区中目黒3-6-2
    ・東京都目黒区中目黒三丁目六番二号
    ・東京都目黒区中目黒三丁目6-2
  • Phone…電話番号
    ・03-5720-5273
    ・0357205273
    ・(03)57205273

具体的な登録方法いついては、下記の記事を参考にしてみてください。

関連記事:【5分で出来るスタートガイド】Googleマイビジネスの登録方法

4-2:情報を正しく詳しいものに更新する

Googleマイビジネスに登録できたら、店舗の情報をユーザーそしてGoogleに正しく詳しく理解してもらえるように情報を更新しましょう。

具体的にすべきことをリストアップしました。

  • 事業内容を明確なものにする
  • 写真を設定する
  • 営業時間を常に更新する
  • Webサイトを登録する

Googleマイビジネスからは簡単なWebサイトを作成することもできるので、活用してください。

また、検索結果のランキングを決定しているGoogleは、MEO順位を改善するために行うべきことを公開しています。

関連:Googleローカル検索結果の順位を改善する

4-3:知名度を上昇させる

MEOで上位表示するためには、店舗を多くの人に知ってもらう必要があります。

なぜなら、GoogleはMEOにおけるランキング決定要素のひとつに「知名度」を掲げているからです。

知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、検索結果にはこうした情報が加味されます。

引用:Google|ローカル検索結果の順位が決定される仕組み

よって、知名度を上昇させるために次の対策を行いましょう。

  • 良い口コミを書いてもらえるようにサービス向上に努める
  • インターネット上での露出を増やす
  • 口コミに対して前向きに返答する
  • 自社のWebサイトをSEO対策する

今すぐに改善できることではないかもしれませんが、良いサービスを提供していれば自ずと結果はついてきます。

まずは、Googleマイビジネスに寄せられた口コミに対して、前向きな返答をすることから始めてみましょう。

5:悪質なMEO対策業者に注意

「難しそうだし、MEO対策を業者に依頼してみようかな…」

もし、上記のようにお考えならば、悪質なMEO対策業者に注意してください。

悪質なMEO対策業者は、ランキングの順位を決定づけるGoogleのガイドラインに反して、スパム的方法で上位表示させようとします

例えば、次の画像を見てください。

ガイドライン違反のMEO

写真の画像では、店名の後に「人気」や「おすすめ」などのキーワードが含まれていますが、これは明らかなガイドライン違反です。

ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、リスティングが停止される可能性があります。

引用:Googleマイビジネスガイドライン

ガイドライン違反を行った場合は通報され、最悪の場合ではGoogleマイビジネスから情報が削除されてしまいます。

悪質なMEO業者に騙されない為には、自身があるていどの知識を持っておかなければなりません。外部に依頼する際は、Googleのガイドラインに目を通しておきましょう。

まとめ

SEOとMEOの違いを解説しました。

  • 上位表示を狙う場所と表示の違い
  • 対策をすべき業種の違い
  • 効果の出やすさの違い

最後にわかりやすく表でまとめておきます。

SEO MEO
表示する場所 自然検索 ローカル検索、Map
表示する情報 Webサイト Googleマイビジネス
対策すべき業種 全業種 飲食、宿泊、美容室など
ライバルの数 多い 少ない

MEOは、Googleマイビジネスの情報をGoogleMapやローカル検索で上位表示させることで、近年かなり重要になってきています。

自分でも無料で対策することができるので、まずは記事を参考にしながGoogleマイビジネスに登録してみましょう。

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