SEO
土肥大夢 0
SEOの内部対策がどれだけ重要か。
SEO内部対策をどれだけ正確に行えていますか?常に変化し続けるGoogleのアルゴリズムに対応できていますか?
これまで私は『バズログ』の中でも検索上位表示を目指すには、質の高いコンテンツを更新し続けることがとても重要だとくどい程言ってきました。
ここで勘違いしないで欲しいのが、質の高いコンテンツを更新し続けるだけで検索上位が表示されるわけではないということです。
SEOというものは、どれだけ質の高いコンテンツがたくさんあっても内部対策を怠っていては検索上位をとることは難しい。とはっきり言えます。
これくらいSEOにとって内部対策は重要なポイントなのです。
そこで今回は、これからWebサイトやメディアサイトを運営していく方はもちろん、現在管理している方たちにも見直してほしい2019年最新のSEO内部対策をお伝えします。
具体的にSEO内部対策とは何をすれば良いのか。ピンときていない方も多いでしょう。
ズバリ、『クローラーの最適化』をすることです。
Webサイトの情報をGoogleが認識する方法として、Googleのアルゴリズムで情報を収集するクローラーというロボットが存在します。
このクローラーに適切かつ正確なWebサイトの情報やコンテンツの質を伝える対策が内部対策です。
SEO内部対策とクローラーの深い関係から僕は「=」だと意識しています。
Webサイトはクローラーが回ってきて初めて検索エンジンであるGoogleから評価されます。
つまり、クローラーをサイトへ誘導する内部対策がSEOにとって最重要なのです。クローラーがまったく回ってこないサイトや、クローラーの巡回が少ないWebサイトが検索上位を取ることはありません。
クローラーの巡回数と、Googleからの評価は密接な関係にあることを理解しておきましょう。
Webサイトを公開して少しずつでも更新し続けていれば、クローラーはWebサイトへ巡回してきます。
この時、クローラーがサイト内をぐるぐると回る導線を作ることが大事です。
存在していないページがあったり、Googleペナルティを受けているページがあるとクローラーはすぐに離脱してしまいます。
ページの隅々までクローラーを巡回させGoogleから高い評価を受けられるように内部対策を行いましょう。
まずは自身が運営するWebサイトへクローラーを誘導するSEO内部対策をしましょう。
ここで具体的に行うべき内部対策は次の3つです。
この3つのSEO内部対策で、クローラーの巡回頻度を上げてよりGoogleからの評価を受けやすくします。
クローラーは被リンクを辿ってサイトを訪れます。
だからこそ被リンクはクローラーを誘導するためにとても重要なポイントなのです。
ただし、自作自演リンクや購入した大量の被リンクはNG。ナチュラル被リンクがクローラー誘導で効果がある被リンクになります。
特に同ジャンルのサイトからの被リンクの効果は大きいです。
すぐにできるナチュラル被リンクとしたら、企業のホームページでしょう。
4nema.comで言えば、バズったーからの被リンクをまずつけることができますね!
★ナチュラルリンクの集め方は下記記事をご覧ください↓
『被リンクとは?』 初心者が知っておく知識と効果あるリンクの集め方
sitemap.xmlとは、サイト内のページをリスト化したものです。
sitemap.xmlはWebサイトを公開するタイミングで必ず作成、送信までしておきましょう。
どちらか当てはまる方でsitemap.xmlの作成ができたら、Google search consoleから早速送信します。
これだけでクローラーがWebサイトへ巡回しにくるキッカケになります。
★コンテンツを更新するたびにサイトマップをGoogleへ再送信することで、よりクローラーを誘導することができます。
Googleにインデックスされたか確認する2つの方法と促進する裏ワザ
<title>タグと<h1>タグにSEOキーワードを含めてクローラーが訪問しやすくしましょう。
例えば、バズったーが運営する『バズログ』では次のようになります。
<title>バズログ|株式会社バズったー</title>
<h1>バズログ BUZZLOG</h1>
<title>タグはクローラーにWebサイトの名前を伝える役割があり、<h1>タグはこのページで1番伝えたい部分をGoogleへ伝える役割があります。
ここでSEOキーワードを含めることで、クローラーがページの内容を理解してくれるのです。
ただし、キーワードは1つか2つまでにしておきましょう。僕の経験では3つ以上入っているページはGoogleペナルティに引っかかる可能性があります。
タイトルタグがSEOキーワードで設定されていると、クローラーが反応しやすくなります。クローラーを誘導するには細かいタイトルタグの設定はとても重要なのです。
★SEOキーワードのバズログ流選定方法は下記記事をご覧ください↓
クローラーがWebサイトへ巡回しやすいSEO内部対策ができたら、次はよりクローラーが巡回するように、そしてWebサイト隅々までクローラーが回るような内部対策を行います。
この7つの内部対策を正確にしておくことで、クローラーの巡回数は飛躍的にアップします。
この2つのポイントを理解し設定することで、クローラーがWebサイト内を巡回しやすくなります。
バズったーが運営する『4nema.om』のサイト構造を見て、クローラーが巡回しやすい構造を理解しましょう。
「TOPページ」→「カテゴリページ」→「記事ページ」という流れがクローラーの巡回を円滑にするWebサイト構造です。
この時のカテゴリーページはしっかりと選定したSEOキーワードを使いましょう。この方がサイトがGoogleからより評価を受けることができます。
パンくずリストは、クローラーがWebサイトのどこのページにいるのかわかるようにする効果があります。
クローラーだけでなくサイトを訪れたユーザーもサイトを閲覧しやすくなるので、必ずパンくずリストの設定をしましょう。
パンくずリストは『Breadcrumb NavXT 』というプラグインがおすすめです。簡単にパンくずリストを設定することができます。
1ページ1ページ見出しタグを上手に活用し、見やすいページ構造を作ることを意識しましょう。
見出しタグの最適化をすることでこの2つのメリットを得ることができます。
★見出しタグの上手な使い方は下記記事をご覧ください↓
見出しタグの最適化はSEO効果が絶大!設定するときの8つの注意点
クローラーはリンクを辿りながらサイト内を巡回します。
ページ内に関連するリンク記事があれば内部リンクを使い、自身の運営するWebサイト内をクローラーが巡回する導線を作りましょう。
内部リンクを貼るときに「こちら」や「ここをクリック」ではなくアンカーテキストで内部リンクを使うことでよりクローラーが正確な情報をインデックスしてくれます。
★内部リンクの効果を最大限に活かす方法は下記記事をご覧ください↓
内部リンクを最適化する2つのメリットと押さえておくべき5つのポイント
記事を更新するたび、ページが増えるごとに『Fetch as Google』を使ってインデックス登録をします。
『Fetch as Google』を使ってインデックス登録をすることでクローラーの巡回を誘導することができます。更新した記事や追加したページがすぐにインデックスされSEO効果も促進されるのです。
※ページ内の情報や内容を更新した時にも、『Fetch as Google』で更新した情報をクローラーに認識してもらうことができます。
★Fetch as Googleを使ったインデックス方法は下記記事をご覧ください↓
基本中のキホン!Fetch as Googleの2つの使い方を徹底解説
重複コンテンツはクローラーの巡回を邪魔をするだけでなく、Googleペナルティを受ける可能性があります。
だからこそ、重複コンテンツは気づいたら早めに”削除”か”no index”で対応をしましょう。
重複コンテンツを一度でもクローラーが認知してしまうと、クローラーの巡回頻度が極端に減ります。
★重複コンテンツのチェック方法は下記記事を見れば簡単にできます↓
あなたは大丈夫?重複コンテンツチェックは2つの無料ツールで簡単検証
robots.txtを設定すると、このようにクローラーが巡回しなくてもいいページクローラーが巡回しないようにできます。
※ユーザーにとっては必要なページですが、クローラーには必要ない無駄なページにrobots.txtを仕掛けます。
WebサイトはSSL化をしてクローラーに安全であることを認識してもらいましょう。
「http://」⇨「https://」これだけで クローラーは安全なサイトであると認識をします。SSL化は無料でもできるのですぐにでも行うことが可能です。
モバイル用のページとPC 用のページでURLを分けていたり、「www」がつくページと無いページを分けていたりする場合、クローラーは別ページだと認識してしまいます。これでは重複コンテンツと判断されGoogleペナルティを受ける可能性があるのです。
レシポンシブデザインをWebサイトに導入して、同ページは1つにまとめてURLの正規化をしましょう。
SEOで絶対にやってはいけない内部対策があります。簡単に言えば、「Googleペナルティの対象」になる行為です。
この4つのNG行為は、クローラーの誘導や巡回頻度を上げるブラックな方法です。SEO内部対策は正しいこれまでで紹介したホワイトな方法で行う必要があります。
GoogleペナルティがWebサイトで発生してしまえば、SEOに関してマイナス要素しかありません。
このような被リンクはGoogleペナルティの対象です。最初にお伝えしている通りクローラーの誘導に被リンクはとても重要なポイントです。しかしこのような被リンクは逆効果になります。
絶対NG内部対策です。
ユーザーに見えず、クローラーだけに読み取らせるような行為が隠しテキストとなります。HTMLやCSSに細工をして、クローラーを誘導する行為となるのでGoogleペナルティの対象です。
このようにクローラーを悪質な方法で誘導しても効果はマイナスしかありません。
クローラーとユーザーに別のページを見せる行為がクローキングに当たります。クローキングは隠しテキストと似ている行為で、Googleペナルティの対象です。このクローラー誘導方法もブラックハットSEOになります。
コンテンツ量を増やしてクローラーの巡回頻度をあげるのは効果的なSEO対策です。
しかし、似たようなページを増やしたり、少しテキストを変えた程度のページを増やすことはNGです。このようなページやコンテンツをコピーコンテンツと言います。
コピーコンテンツはGoogleペナルティの対象なので、絶対に避けるべきSEO内部対策です。
コンテンツを増やす時は質の高いコンテンツを増やしていくことが絶対的SEO効果があります。
SEO内部対策(クローラーの最適化)はGoogleのアルゴリズムのアップデートによって少しずつ変えていく必要があります。
★Googleアルゴリズムとは
Googleは頻繁にクローラーの動きであるアルゴリズムをアップデートを行なっています。このアップデートは、より検索エンジンがユーザーにとって良い結果を表示するようにと行われるものです。
SEOに関するアルゴリズムアップデートを一覧にしました。
アップデート時期 | Googleアルゴリズム | 簡単な内容 |
2011/2/24 | パンダアップデート | 低品質なWebサイトの検索順位を下げて、良質なWebサイト(オリジナリティがある)を検索結果として表示されるようになった |
2014/12/15 | ベニスアップデート | 現在地に近いお店や場所を地域名なしで検索結果に反映されるようになった |
2016/9/23 | ペンギンアップデート | 自作自演リンクがペナルティの対象となった。ナチュラル被リンクの有効性を推奨したアップデート |
<ポイント>
表をみてわかる通り、ペンギンアップデートが行われるまでは自作自演リンクや購入したような被リンクでもSEOに効果があるものでした。
これが今ではGoogleペナルティの対象項目です。このようにアルゴリズムに合わせたSEO内部対策がWebサイトを運営していく上で重要になってきます。
SEO内部対策がどれだけ大事なのかわかったはずです。
そしてやはり大前提なのは
コンテンツの質は常に高いものを更新すること
クローラーはコンテンツの内容までは認識することができませんが、やはり上2つのポイント詰まったコンテンツはユーザーが「拡散して共有したい」と思うはずですよね!
こういった質の高いコンテンツを更新し続けることは他のメディアサイトと差をつけることができる最大の方法になります。
SEO内部対策はWebサイト運営をしていく上で確実に正確な方法で行う必要があります。内部対策を正確にしているだけでSEO効果は絶大で、検索上位を取ることが可能です。
『SEO内部対策』
⬇︎
『質の高いコンテンツの提供』
実際にはSEO内部対策だけでは他のWebサイトと差別化することは難しいものです。そこで重要になってくるのが質の高いコンテンツになります。
検索上位を目指すならこの2セットはは絶対に欠かせないSEO対策です。
バズログでは常に最新のSEO内部対策について更新していきます。
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